自然農薬に挑戦!

家庭菜園も18年目となると進化しなくちゃー!と思う一方、失職中だから時間も出来て鍬を握って汗を流す機会も増えている。 昨秋より研究?し始めて、いよいよ実践しているのが自然農薬の使用だ。 自然農薬はマメに散布する必要があるので、時間がある人向きだ。

まず図書館で「自然農薬のつくり方と使い方」(農文協編)を昨年9月に借りた。 害虫の防除エキスの作り方として「唐辛子」をアルコールで抽出する方法が出ていたので、家で収穫したシシトウのうち赤く熟したもの(これは辛い!)で代用できるのではと思って、まず乾燥させて、果実酒をつくるのと同じ要領で、焼酎につけて待つこと3ヶ月。 このたびアブラムシの発生の時期とあいなったのでこの自家製の赤シシトウ液と最近安くなって、ホームセンターで手軽に入手できるようになった木酢(もくさく)液の混合を500倍に薄めて使ってみた。 
写真は下記の通り。 シシトウは撮影後、瓶から取り出して液だけ残した。


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首尾は? 上々! 期待以上だ!
5月10日に2度目の散布をして、北風の吹く5月12日(寒かったですね!)行ってみると、アブラムシの勢力は減退していた。 現在、アブラムシから集中攻撃を受けているのはイチゴとソラマメだ。


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防除エキスはもともと殺虫剤ではなくて、忌避剤! 3日で無毒化する。 だから完璧にアブラムシが消えた訳ではなくて、しぶとい奴は生きている。 アブラムシに寄ってくるアリにこの木酢シシトウ液がかかると、あたふたとアリは慌てだしたが、殺生には至らない。 アブラムシも市販の噴霧殺虫剤のようにコロッと葉から落ちるわけではない。
じわーっと弱らせる感じか? この辺りは次回に虫眼鏡で見ないと分からない。


ムシと共生しながら、最後は人間様が勝つという方程式か?

青虫、夜盗(よとう)虫、カメムシ(シシトウにつく)、テントウムシ(現在、ジャガイモの葉についている)、ウリバエ(真夏にキュウリにつく)・・・・  家庭菜園は害虫のデパート! うどん粉病やサビ病に犯されることもある。 でも出来れば化学薬品を使いたくない!
原材料費は出来るだけタダにしたいから、私のまわりで使えるものは下記のようなものが上記テキストの中にあった:


1.水仙の球根: 畑にもらった球根を植えたら、増えて困るほどだ。 6月に球根を掘り出して水洗いして、表面を乾燥させる。 刻んで焼酎に2~3ヶ月つける。 1000倍に薄めて使用。

2.ドクダミ: 5~6月の開花の時期に刻んで鍋の半分まで入れて、水をヒタヒタまで加える。 とろ火で4~5分煮込んだ後、500倍に薄めて使用。 使用期限は2ヶ月(腐るのか、薬効が薄れるのか、理由は不明)。

3.南天の葉・実・樹皮: ドクダミのように煮出し抽出する。 効果が強いので乱用しないことと本に記載。

4.卵の殻: 古典派の復活か? 昔、おばーちゃんが植木鉢に半分に割った卵の殻を伏せて並べていたのは、効果がないと後日聞いたけれど、この本は卵の殻10個を1リトルの木酢液に1ヶ月つけて使用するのを紹介している。 ほかの木酢エキスとは混ぜない。 卵の殻は砕いて株元に撒くことも紹介している。

5.熊笹: 北海道で熊笹アイスクリームがあったのを思い出す。 とろ火で4~5分煮出すか、葉を細かく切って焼酎に1ヶ月つけるアルコール抽出をする。 庭に育つ稚児笹は増えて厄介者だけれど熊笹の代わりにならないだろうか?

6.牛乳: 他の園芸書でも読んだことがあるが、晴天の日の午前中にアブラムシに直接、牛乳をそのまま振り掛けると、太陽の熱で固まってムシは落ちる。 牛乳を使うのはもったいなくて、先に飲んでしまう? 午前中がキーポイント!

7.珈琲: フィルターに残ったドリップした後の粉を乾燥させてから、株元に撒く。 昨秋にガーデンレタスやラディッシュの株元に撒いたら、アブラムシが減った。 土からいい匂いが漂うので一石二鳥!

8.正露丸: これは面白そう! 初めて知った。 10~15粒を株元に撒くと3週間は効果がある? 使用期限の切れた正露丸を撒いてみるか?

自然農薬は唐辛子エキスのようにムシ忌避剤になるもとと、木酢液や卵殻のように栄養剤・活力剤的に植物が元気になってムシを寄せ付けなくなる効果があるもの、さらに両方(忌避剤と活力剤)を兼ね備えたもの(例えば木酢液)に分類できる。 木酢液はラベルによれば、土に撒くと連作障害を押さえ、土壌を活性化する。 果菜類の糖度が上がる。 肥料の吸収がよくなる等いいことづくめ! 最初は匂いが気になったが、慣れると「いい匂い」と感じるようになって、5月3日と8日に山歩きした時の新緑の匂いと一緒だと今やトリコになっている。 言い換えれば「森林浴」の匂い!

煮出しによる抽出は使用期限が2ヶ月、アルコールや酢による抽出は溶け出すまで1ヶ月以上かかるが使用期限は長くなる。 主婦の常識のように当然か?

畑には毎年こぼれた種から育つ自生の矢車草とビオラがある。 今年も見事に育って咲いてくれた。 うっかりすると矢車草にはアブラムシがつくが、早い段階で化学薬剤のオルトラン粒剤を撒いて防いだ。

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4月下旬から5月上旬は毎年、夏野菜の植え付けや種まきで一番忙しい。 今年の作付け状況は下記デジブックを見てください。





この記事へのコメント

Maggie(Ayaworld)
2010年05月18日 00:08
大好きな紫の花たち!きれいですね。
矢車草、ビオラだーい好きです!毎年楽しみにしていますね。
そして、私も作っていま~す!
薔薇、柑橘類、ハーブと美味しいものには虫たち、鳥たちも集まってきて、ガーデニングしていて一番の困り者です。
私は、タカノツメ、ニンニク、ヨモギをホワイトリカーで漬け、薄めて使っています。
それだけなら人間様にも・・・、ところがなんとその強烈な臭い・・・そして、そこに除虫菊の粉末(除虫菊は身近にないので粉末を購入)を入れているのでやっぱり食用にはなりませんがね。
最近使用していなかったのですが、木酢液も活用復活させることにします。
2010年05月23日 18:02
イチゴが元気ですね。
我が家は今一つです。
自然農薬は夢ですがやはりかなり手がかかりそうですね。保存もむずかしそうで。
コーヒーの出殻は何年も前から使っています。
ただ捨てるよりは肥料にもなるかな?なんていうのが発想だったんですが、虫避けになりました。偶然の効用でした。
頑張ってくださいね。

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