熟年ヤングハートフォーラム

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 江戸六地蔵プラスワン(後編)

<<   作成日時 : 2006/02/18 20:24   >>

トラックバック 0 / コメント 2

画像後半は4番から始めよう。

4番 太宗寺(浄土宗 新宿区新宿2−9) 甲州街道の守護
家康が江戸に幕府を開いて最初につくった宿場町が千住、品川、板橋の3つ。 それからおよそ100年後、それまであった高井戸では遠すぎるので、現在の新宿に内藤新宿を作って江戸4宿が出来上がった。 甲州街道を利用する信州高遠藩の藩主内藤家の領地だったので、内藤と名がつき、新しい宿場で「新宿」となった。これが現在の新宿のいわれである。 太宗寺は新宿御苑に近く、 内藤家累代のお墓、江戸三大閻魔の一つの閻魔像と奪衣婆像、塩かけ地蔵、さらに新宿山の手七福神の一つ「布袋尊」がある。


プラスワンはあり過ぎて、省略させていただくが、聞かないほうがいい(つまりマイナスワン?)お話として、江戸時代に「四谷新宿馬の糞」と言われたほど、馬の行き来が多かったようだ。 もう一つ、江戸に多かったものとして「伊勢屋稲荷犬の糞」というのもあった。 

5番 霊厳寺(浄土宗 江東区白河1) 水戸街道の守護
昔は深川寺町といわれた、多くのお寺があつまった一角にあって、東隣は深川江戸資料館である。
寛政の改革を仕切った白河藩主松平定信のお墓がある。 福島県白河には定信がつくった綺麗な「南湖公園」があるがまだ行ったことがない。 「白河の水の清きに耐えかねて、元の田沼の濁り恋しき」というのは、学校で習った。 今の世も「濁り、よどみ」が実に多いですよね。

プラスワンは清澄庭園、相撲部屋、馬肉料理の「みのや」、深川七福神等一杯あるが、「元祖カレーパン」にしよう。 歩いて10分くらい、地下鉄なら「森下駅」近くに「カトレア」(江東区森下1−6)がある。 明治10年に「名花堂」という名で創業、昭和2年に「洋食パン」の名で実用新案として登録されたのがカレーパンのルーツだとか。 買ってみたら、午後遅くなのにアツアツで、確かに美味しかった。 

余談だが表の日除けには「CATTLEA」と英文で大きく表記されていた。 洋ランのカトレアなら「CATTLEYA」となるはずだが、わざとなのか、「Y」が誤って落ちているのか、この辺は「koedoさん」の専門だ。
 写真は霊厳寺のお地蔵である。

6番 浄名院(天台宗?安楽律宗? 台東区上野桜木2−6) 千葉街道の守護
鶯谷駅北口から寛永寺坂を下がった右側にある。 かって深川の永代寺にあったが、明治維新後に廃寺になったので、84000体の地蔵建立を発願した浄名院にお地蔵は移された。 
ガイドブックによっては6番は廃寺になったと取り扱っているものもある。

釈迦は84000の教えを説いたと言われる。 釈迦入滅100年後インドのアショカ王が84000体の石宝塔を世界各地に建立したのにちなみ、明治9年妙運和尚が84000体の地蔵建立を発願した。 現在はいくつあるのか、おびただしい数のお地蔵があって、京都の化し野(あだしの)念仏寺を思い起こさせるような一種異様な雰囲気だ。

へちま地蔵があって「たん、せき、ぜんそく」に効き目があるらしい。 
プラスワンはすぐ近くの寛永寺(かっての規模の10分の一)や上野公園、北に行けば谷中、根津、千駄木と、古い歴史・文化の町が続く。 前の通りは細いけど「言問通り」で西に行くとすぐ「下町風俗資料館別館の明治の酒屋」がある。 歩いては無理だが東にはるか隅田川あたりまでいくと広い幹線になって有名な「言問だんご」の店がある。


さて、お地蔵さんは釈迦の入滅後、なんと、気が遠くなるような56億7千万年後に弥勒菩薩が現れるまでの間、民衆を教化・救済する役割を持ち、身近な存在であるように、人間の姿に近い僧形をしている。、道端のお地蔵は道祖神的に旅人を守ったり、邪霊が境界から村内に入るのを防いだり、村内で亡くなった人を来世に導いたり、子安地蔵、子育て地蔵として子供を守った。 大事にしなくちゃ、バチが当たるぞという存在だ。

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
先ほどは当ブログに来て頂きまして、有り難うございます。

江戸六地蔵さんを興味深く読ませていただきました。

三番目の巣鴨の地蔵、そしてこの五番目の霊厳寺の記述を懐かしく読ませて貰いました。

この二点についてはワテのブログでも紹介しています。
と言っても地蔵さんではありません。

深川一帯を一日かけて歩いて、下町の風情に一寸浸りました。
江戸資料館はその時に訪問して、芭蕉翁の痕跡を読ませて貰いました。
風の旅人
2006/03/12 16:23
遠いところからの江戸へのご訪問ありがとうございます。 今後ともよろしくお願いします。
ヤンハー
2006/03/12 18:03

コメントする help

ニックネーム
本 文